呼吸用保護具使用の法的根拠

2005年7月1日現在

作業レベル 使用すべき呼吸器用保護具の種類 気中の石綿繊維濃度目安
(平均濃度)
作業レベル1
作業レベル2
作業レベル3
全面形プレッシャデマンド形複合式
エアラインマスク
150本/cm³超
全面形のプレッシャデマンド形
エアラインマスク
15本/cm³超~
150本/cm³以下
(管理濃度の1000倍)
電動ファン付呼吸用保護具
(フィルター捕集効率99.9%以上)
7.5本/cm³超~
15本/cm³以下
(管理濃度の100倍)
送気マスク
(一定流量形エアラインマスク・
送風機形ホースマスク)
7.5本/cm³超~
15本/cm³以下
(管理濃度の100倍)
全面形の取替え式防じんマスク
(粒子捕集効率99.9%以上)
(区分RL3またはRS3)
1.5本/cm³超~
7.5本/cm³以下
(管理濃度の50倍)
作業レベル2
作業レベル3
全面形の取替え式防じんマスク
(粒子捕集効率99.9%以上)(区分RL3またはRS3)
1.5本/cm³超~
7.5本/cm³以下
(管理濃度の50倍)
半面形の取替え式防じんマスク
(粒子捕集効率99.9%以上)(区分RL3またはRS3)
(使い捨て式不可)
1.5本/cm³以下
(管理濃度の10倍)
作業レベル3 半面形の取替え式防じんマスク
(粒子捕集効率99.9%以上)(区分RL3またはRS3)
(使い捨て式不可)
1.5本/cm³以下
(管理濃度の10倍)
半面形の取替え式防じんマスク
(粒子捕集効率95%以上)(区分RL2またはRS2)
※ 発じんの小さい場合のみ
0.15本/cm³以下

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坊F毒マスクを使用可能な環境条件について

マスクのフィット(密着)の重要性

防じんマスクを使用の際には密着性の確認が重要!

防じんマスクは着用者の肺力によってフィルタでろ過した空気を吸入する構造である以上、吸入の際に面体内が陰圧となります。装着の状態が悪く、接顔部に隙間が生じていた場合、その隙間から粉じんを含んだ外気が漏れ込んで吸入してしまうことになるので注意が必要です。装着にあたっては、各呼吸用保護具に適した方法で必ず作業前にフィットテストを行って、密着性の確認を行うことが重要です。

例:フィットテストの方法 (陰圧法)

フィットテストのやり方防じんマスクには、マスクの機種ごとに専用のフィットテスターがあります。フィットテスターで図のように吸気口を閉塞させ、息を吸い込んでください。その際に、面体が顔に吸い付くように感じられれば密着性の状態は良好です。

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